https://vergil.hateblo.jp/entry/2020/03/02/082415
はた迷惑な人たちと、危機的な状況の中、危険を省みず正しいと信じる行動をとった勇気ある人々を同一視してしまうのはなぜなのか。彼らには、「村の掟」レベルの理不尽なルールと普遍的正義の区別がついていないのではないか。
(中略)
自ら考えて正しいと思える行動を取るのでなく、上位者の言うことに黙って従え、という奴隷の思想が「道徳教育」と称して注入されている。
(中略)
こんな教育を受けて育てば、表面的には押し付けられるルールにおとなしく従いながらも、そんなルールを憎むようになるのは当然だろう。しかも、何が正しいことなのかを自分で考えないように仕向けられているのだから、理不尽な「村の掟」と正義の区別もつかなくなる。その結果が、自ら信じる正義に従って行動した人々への憎悪なのではないか。さらには、ルールがどうこうではなく何が正しいことかを自ら考え行動するという、自分にはできないことができる相手への嫉妬もあるだろう。
素敵～
