間違いだらけの備忘録

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「この世には絶対に正しいことがある」という信念を諦めるところから、科学は始まる。

https://twitter.com/rootport/status/1186114001429680128

「過去100回の観察がすべて間違いだったが偶然同じ結果になった」とは考えにくい。それよりも、過去100回の背後に何かメカニズムがあると考えるほうが「もっともらしい」。

正論

https://twitter.com/rootport/status/1186107134783541248

「因果関係が(おそらく科学的に認められ)なくても有害な結果が起きることはある」と主張している反ワクチンの人をお見掛けして、ああ、すっげー難しい問題だよな……って思った。こういう人に「お前はバカだ」と罵倒してもあまり意味はない。足りないのは科学的知識ではなく、科学的〝態度〟だ。

素敵すぎる

https://twitter.com/rootport/status/1186116395349630977

ある仮説と別の仮説を比較して、どちらが正しいか(※自分の倫理観や常識、あるいは神の言葉と一致するか)ではなく、どちらが蓋然的かを検証する。

正義vsもっともらしさ。

https://twitter.com/rootport/status/1186117570409058304

「どんな事実が分かれば考えを変えますか?」と訊いたほうが効果的かもしれない。

素敵~

「暴力は正義感の欠如ではなく、むしろその過剰によって起きる」
http://rootport.hateblo.jp/archive/2019/10/04

私見だが、「正義」には少なくとも三つのレイヤーがある。

 第一に、各個人の正義。

 第二に、社会的に合意された正義。

 第三に、法律等に明文化された正義だ。
(中略)
たとえば有名な「トロッコ問題」に嫌悪感を示す人は珍しくない。「社会制度をデザインする際に何を正義とするか」を考える場合には、トロッコ問題は威力を発揮する。しかし「各個人の正義」とその他の正義との区別がつかない人にとっては、あれは不愉快な質問なのだ。「お前は何が正義だと考えているんだ?」と詰問されているような気がして、お尻のあたりがムズムズしてしまうのだ。
(中略)
 どうやら「正義は正義、悪は悪」という単純な世界観は、私たちヒトが自然に身に着ける、ごく本能的な認識であるらしい。少なくとも一部の人は、その認識から脱却することに苦労するようだ。

正論

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