核兵器の不拡散に関する条約(通称NPT体制)が発効してから50年間誰も試みてこなった抜け穴=原潜の核燃料(高濃縮ウラン)は核兵器ではないというスキームを利用したオーストラリアの原潜導入は必ず悪い前例となり、仮にイランが同じスキームを使用して高濃縮ウランを使用する原潜を導入すれば米英は到底容認(原子炉に使用されている高濃縮ウランを利用して核兵器を製造できる可能性があるため)できないだろうとBreaking Defenseは指摘している。
(中略)
結局、低濃縮ウランを使用した原潜技術を世界で唯一保有しているフランスを豪原潜導入の枠組みに残していれば「抜け穴の問題を回避することが出来た」というのは皮肉としか言いようがない。
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