間違いだらけの備忘録

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個人の悪意が存在しない限り、航空機は かなり安全な乗物である

航空交通システムにおける安全の原理
https://www.iatss.or.jp/common/pdf/publication/iatss-review/27-3-07.pdf

選抜訓練されたパイロットの操縦する航空機と、
容易に取れる免許で運転できる自動車とを比較する
ことは問題のすり替えや誤解をもたらす恐れはある
が、我が国だけでも毎年1万人以上が死亡している
自動車事故の発生確率は、航空機に比較して二桁以
上高いわけであるが、なぜ我々は、そんなに心配せ
ずに平気な顔をして、実際に平気に、自動車に乗る
ことができるのであろうか。[第四の問い]
(中略)
[第四の問いへの一つの答え]
 筆者は、我々は皆、統計的に小さな数値を“例外”
としてしか認識し得ないと考えている。また、筆者
には、各人は自らが個人として尊重されることを強
く欲しながらも、およそ統計的な例外となることを
想像し得ないでいるように見える。
 以下、筆者は、かなりに主観的であるかもしれな
いが、「人間は、多少なりとも危険なことや、法的
にか、また道徳的にか好ましからざることを行おう
とする場合、初めは他に選択肢が無いことを言い訳
とし、以降は自らの経験を前例とした判断を下す訳
であり、自分自信に対してさえ無責任になる」と考
えている。
 自動車を運転する場合、自らが事故を起こす事態
を想像し得ないのであれば、その心理は犯罪の常習
者と何等変わるところはないのではなかろうか。犯
罪の常習者に逡巡がつきまとうのであれば、道徳的
には、より程度は悪いであろう。

素敵~

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