http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110920/368989/
既存の仮想スイッチにあった課題の一つは、ソフトウエア処理だったことによるオーバーヘッドである。ハイパーバイザーの一機能として実装されている既存の仮想スイッチは、物理サーバーのCPUでフレーム転送などの処理を行う。本来ならVM上のアプリケーションに割くべきCPUのリソースをスイッチ機能に費やすのはもったいない。そこでEVBでは、仮想スイッチの機能をNICや外部の物理スイッチのハードウエアにオフロードする
(中略)
もう一つの課題は、運用管理の難しさである。本来ネットワーク管理者が見るべきスイッチ機能が物理サーバーの内部に隠れてしまっているからだ。VEPAでは、「仮想スイッチの機能を外部の物理スイッチに出すことで、
(中略)
従来のネットワーク監視手法を活用できる
VEB(Virtual Ethernet Bridge)ではNICなどの機能を利用して物理サーバー内で通信を折り返す。一方のVEPA(Virtual Ethernet Port Aggregator)は、外部の物理スイッチで通信を折り返す。さらに、VEBとVEPAを同時に使えるようにする「マルチチャネル」という形態も定義されている
802.1Qbgと同様の目的で、「802.1Qbh」という規格の標準化も並行して進められている。もともと米シスコが同社のNexusシリーズに搭載したVNタグやポートエクステンダーといった独自技術を標準化しようというもの。
めも、未検証