http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409
現在の年収や待遇が、あくまで、ごく一時的な、仮のものとして生きていかなければならない。
高い待遇を仮のものとすれば、いつでもそれを捨てられる。
また、高い待遇を目指すために、ガマンして勉強したり仕事したりすることに
時間をとられることも無くなる。
そうすることによって、その時々の気分で、少しずつ自分の専門分野以外に、
ふらふらと足場をずらしながら、気分良く生きていくことが出来る。
出典と正確な言い回しを忘れたが、
「本当に得たものというのは、それをためらい無く捨てられるものだ」に通じるものがあるな。
自分の専門性を確立した方が、よりよい職位を得られる。
そうするとまず、当然、より多くの年収が得られる(金銭的報酬)。
また、職位が高いのでステータスが高く、より多くの人に敬意を払われるので気分がよい(非金銭的報酬)。
さらに、よりやりがいのある面白い仕事が優先的に回ってくる(非金銭的報酬)。
異性にもモテるだろう(非金銭的報酬)。
最後だけ疑問形なのが素敵〜
このように「選択と集中」は、とても甘い果実だ。
それは、人生に多大な豊かさをもたらしてくれる。
しかし、その甘い果実には、ジワジワと人生を蝕み、腐敗させる、イヤらしい毒が含まれている。
(中略)
もちろん、だからと言って、全く選択と集中をしないでそのときの気分だけで生きていたら、毒にもあたらないけど得られる報酬が少なくなりすぎる。
だから、この果実を食べること自体は必要悪だ。
正論だな。