「あなたの唯一神は沢山の神様のうちの一人」は確かに単なる多神教原理主義で唯一神信仰側から見たら侮辱

「私は神様は沢山いると信じてる、あなたは神様は唯一だと信じている、それでいいじゃないか」は寛容でも「あなたの唯一神は沢山の神様のうちの一人」は確かに単なる多神教原理主義で唯一神信仰側から見たら侮辱

確かに「あんたらがどの神を信仰していようとどうでもいいが、俺がいろんな神を認めていることにケチを付けることだけは許さない」という部分は自分の中にも確かにある。

多神教が示す寛容さが｢一神教の神の存在を受け入れて否定しない｣なのに対して一神教が求める寛容さは｢自身の神を殺し現在持っている信仰を捨てること｣なのよ。そりゃそれを呑み込むほどの寛容さは示せないよ。

日本人の言う無宗教は「ワタシカルトヤッテナイヨ」くらいの意味しかないけど、海外で無宗教って言うと邪神崇拝とか破滅主義とか社会性の否定とかに近いような強烈に邪悪な思想の扱いなのよね。日本人は外人の価値観に合わせるなら実際にはjapanese-animismとでも言うべき独特の信仰を持っていると言える

向こうは倫理観を宗教で作るので、『無宗教です』と言い放つ日本人を『無教養のバカ共なので俺達が躾してあげる』と思っている

宗教を持たない蛮族扱いで西洋文明が植民地にしようとしたのを新渡戸稲造が「武士道」を書いて日本人にはきちんと体系化した倫理観があると証明した事で人間として認められたという経緯がある。

森羅万象、山川草木全てが神やぞ。たかが砂漠の山神程度が自分だけ神だとか驕り高ぶるな。所詮地方民族の土着宗教で根幹から他の宗教をパクった程度なのに。人様の土地では人様のこと礼儀に敬意を払え。

素敵過ぎる

間違いだらけの備忘録