間違いだらけの備忘録

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ベルギーは道路

https://twitter.com/oryxspioenkopJP/status/1581629553658966021

防衛支出をGDP比2%にするという公約が守られず、税金の無駄遣いと思える極端なコストカットを進めたベルギーにはウクライナへ供与できる重火器さえありませんでした。

https://spioenkopjp.blogspot.com/2022/10/blog-post_16.html

自国のストックから送る重火器が存在しないという厳しい結果に追い込まれたベルギーほど、この言葉が当てはまる国はありません。この驚異的な「偉業」は長年にわたる慢性的な資金不足の結果によるもので、ベルギー陸軍は携帯型地対空ミサイルシステム(MANPADS)を運用するための費用さえも払えなくなり、もはや陸軍全体があらゆる形態の地上配備型防空システムが維持できなくなってしまっていたのです。
(中略)
 ベルギーが安全保障を他のNATO加盟国やNATO自体にフリーライドしている姿勢については、2014年に当時のエリオ・ディルポ首相が2024年までに自国のGDPの2%を防衛支出に充てる意向を宣言し、後の2022年にデ・クロー首相が同様の宣言をしたものの、その達成時期が11年遅れの2035年となった事実が最もよく示しているのではないでしょうか

 2000年代以降、ベルギー政府は陸軍の重火器を徐々に整理することに努め、その結果として2008年に最後の「M109」自走榴弾砲が、2014年には残存していた「レオパルト1A5BE 」戦車が退役しました。
(中略)
 2022年4月にベルギー政府が(2016年にインドネシアに売却されずに残った)28台の「M109」の一部を買い戻そうとした際、「FTS」社は自走砲1台につき、ベルギー政府が数年前に売却した価格の10倍以上の販売価格を提示しました。

 ベルギー政府が文字通り深刻な税金の無駄遣いのショックを克服しようと精一杯だった間に、イギリスが間に入ってベルギーに提示された価格と同じ値段で「M109」を買い取ってしまいました。

 ウクライナ軍が「M109A4BE」のような砲兵戦力を緊急に要していたことを考慮すると、10倍という法外な対価を支払うのを嫌ったと言う理由で契約を結ばなかったベルギー政府の危機感の欠如は、実に情けないとしか言いようがありません。
(中略)
 この一連の出来事全体については、実質的な支援よりも象徴的な言動や終わりなき予算の議論に関心を向けるベルギー政治の象徴と言い表せるかもしれません。

素敵過ぎる

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