間違いだらけの備忘録

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白人が死んで初めて惨劇として認識する

読売新聞に『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンドが「西側諸国とウクライナはロシアが攻撃目標を軍隊から市民に切り替えるとは予想だにしなかった」と書いていて、「そうか?」と思ったんです。
というのも、小泉さんは著書『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書)で、ロシア軍が意図的にシリアで市民を攻撃したことについて、その軍事的な思惑をガレオッティ(英王立防衛安全保障研究所上級研究員)の「残虐性の価値」という概念で説明していたからです。
(略)
 今回の件で「ロシアがこういうことをするとは」とジャレド・ダイアモンドが思ってるなら、ずいぶん西側世界しか見てないと思います。実際にロシアはこういうことをシリアで7年やってたのに、中東に対する視野がないというか、白人が死んで初めてみんな惨劇として認識するのは非白人として面白くない想いがある一方で、シリア情勢で日本人もそんなに怒ってなかったですよね。ウクライナがこうなると、途端にみんな気にしだしたのはなんだっていう気も僕はあります。

素敵すぎる

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