間違いだらけの備忘録

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震度7の生存確率

ISBN:978-4344030503
sciencebook.blog110.fc2.com

死亡フラグの中、確率をわずかにでも「生きる」方向に振らすにはどうすればいいのか。

ほー

発災直後から3日間は非常に高い確率でまったく充電できない事態に陥ることを前提に準備しておく必要があります。充電池を携帯することは必須です。

ベッドで就寝中に地震が起こった時のとっさの行動は、「飛び起きてベッドの下にもぐり込む」ではなく、「ベッドの脇に寝転ぶこと」になります。ベッドと倒れてきた家具や屋根材の間に三角形の空間ができる可能性が高いからです。

自宅だと丈夫な椅子の下でゴブリンポーズが次善策かな
https://www.gentosha.jp/article/16169/

(1) 片膝をついてしゃがみ、

(2) 後頭部に握りしめた両手の拳をしっかりと乗せ、

(3) 顔を両腕で挟み、

(4) あごを引いて完成です。

場面ごとに選択肢を用意して読み手に選ばせ、次のページで選択肢ごとの生存確率を叩きつけてくる。
どれを選んでも、2割は、死ぬ。
生きていたければ動くな。
頭を守るためには、自分の手を犠牲にしろ。
生き残るためには「死ぬほどの覚悟」が必要なんだなと肝が冷えてくる。

正論

場所と発災の時間帯が非常に重要な鍵(略)生存確率は場所と時間と季節から大きな影響を受けます。

首都圏直下地震の場合冬の夕方、風速8mの危険が最も高く、2万3000人死亡。冬に震度七の地震に遭遇した時、木造住宅が密集する地域にいると(建物倒壊と)火災に巻き込まれて死亡する危険性が高くなります。
南海トラフは夏の昼、避難率が低い海水浴客が多いケース25万人死亡。
大阪は南海トラフ巨大地震で3mの津波到達まで100分-120分(略)津波が到達すると5分で地下街が浸水(略)、大阪平野および兵庫県阪神地区は長期間にわたり水が引かない(略)順調に排水できても10日はかかるようです。

9割が一日目に救出されているので「72時間を過ぎると生存確率が大幅に低下する」という認識はあやまりで
「1日目が生死をを分ける」に認識を新たにすべきです。

発災から3日を経過すると自宅避難をしていた人が食料・物資の不足、断水などにより避難所に移動しはじめます(略)が十分に食料、物資が供給できずに大混乱に陥ります。

大阪府の場合、(想定)被災者170万人に煮炊き不要の食品の備蓄95万食は(略)一日分にも足りない。
東京都の場合も概ね二日分の食料(略)3日目からは調達物資で対応。

  • 発災の瞬間に最も気をつけるべきは倒壊物(略)クラッシュ症候群(略)
  • 窒息(略)胸と腹に30kg程度の物が載っただけで呼吸不全が起こる(前後逆)一般に数分から15分程度で死亡すると言われています。

発災から1時間以内は自分が助かることに全力を尽くす時間帯、10時間以内は友人隣人の救助。100時間つまり5日間以内は避難所に移ることになるが行政からの支援は十分に届かないと覚悟すること、なので自助と共助が中心になる。
1000時間(50日)以内は復旧、犯罪も起こり始める、ボランティア活動の本格化。1万時間はメンタルケア、復興は「生まれ変わり、リボーン」

うーむ

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