https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/tengoku/1420407.html
遺言としてのパスワード管理
パスワード、重要なサービスのIDとパスワードなどを記入したうえで、パスワード部分にだけ修正テープを2~3回走らせます。これで透けずにマスキングできますし、いざというときはコインで削ってもらえばテープが剥がれてパスワードが明るみになるという仕組みです。即席のスクラッチカードのようなものです。
普段は修正テープに守られていて、いざというときは家族に削ってもらってパスワードを受け取ってもらえます。平時に削られたら、痕跡が残るのでパスワードを変更するなどの対策も打てます。
それよりも注意すべきは、金融機関のログイン情報とのこと。情報に触れた特定の誰かが、直接財産を動かせる状態になってしまうためです。
「ネット銀行やネット証券などの相続手続きにからむ金銭的価値を有するものについては、IDとパスワードなどを伝えてしまうと相続人全員の総意なく勝手に処理してしまうといったトラブルを招く可能性があります。これらの金融機関は、適切に相続手続を実施することで対応が可能なため、金融機関名と口座名義を伝えるくらいに留めたほうが安全でしょう」
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