間違いだらけの備忘録

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LazySMP

http://ascii.jp/elem/000/001/253/1253340/

この手法は凄まじくプログラムが単純で、各スレッドがほかのCPUコアの計算が終わるのを待たずに、つまり律速せずに、動作できるのです。探索結果をメモリーに書き込んで全スレッドで共有し、他のスレッドはそれ以外のスレッドの探索結果が参照可能な場合は、それを利用して探索をスキップするなどして動きます。

 実はこの手法ではスレッド数が8ぐらいまでの場合は従来手法に比べて、それほど効果が出ません。しかし、驚くべきことに8スレッド以上なら従来手法よりも高い並列効果が得られるのです。LazySMPはスレッドがいまのところ(88スレッド)は順調に伸びています。
(中略)
近代科学は対象を分解して、理由を解明していくことで世界を解き明かしてきました。しかし、近年の情報科学は人間の解釈性が著しく悪いアルゴリズムが時代の先端を走り始めています。要素を分解していっても、そこに本質を発見できていないのです。人間にはある程度以上の複雑な挙動がわからないのです。

 しかし、です。これが正しい進化の流れなのかもしれないとも考えてしまうのです。作ったプログラマー本人の理解や直感を超える動作こそが、今の人工知能に求められるからです。

素敵〜

アルファ碁の棋譜のように(現在の)人間には理解出来ないが最適な判断(と思われる物)を受け入れられるかが興味深い。

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