信頼性、特に停電やメディアの劣化(つまりディスクの消耗)に対する信頼性が向上するよう設計されている。
(中略)
メタデータはジャーナルと一緒にin-placeで更新されるのではなく、allocate-on-writeで更新される。もし書き込み中に停電してしまったら、ファイルシステムは部分的に書きこまれた新しいメタデータではなく、古いメタデータを使い続ける。
(中略)
残念ながらデータの破損が起こる可能性はわずかにあるのだが、ReFSはチェックサムを使ってこの種のエラーを検出することができる。データ破損が発生した時は、Storage Spacesドライブの該当ファイルのコピーを全て調べ、どのデータが正しいのかを決める。
(中略)
ReFSは時々バックグラウンドプロセスでファイルの抜き取り検査を行う。このプロセスは上記の例のようにメタデータとファイルの各コピーのコンテンツを比較し、正しいコピーでそれ以外を訂正する。
(中略)
整合性ストリームもディスク書き込み時の失敗を減らすためにallocate-on-writeを使用する。整合性ストリームはあらゆる種類のファイルに適している訳ではなく、物理ファイル構造の制御が必要なアプリケーション(例えばデータベース)では、この機能を無効にすべきである。
(中略)
ReFSではサポートされないNTFSの機能もある。名前付きストリーム
オブジェクトID
短縮名
圧縮
ファイルレベルの暗号化(EFS)
ユーザーデータトランザクション
スパースファイル
ハードリンク
拡張属性
クォータ“BitLockerによる暗号化、アクセス制御リスト(ACL)によるセキュリティ、USNジャーナル、変更通知、シンボリックリンク、接合ポイント、マウントポイント、再解析ポイント、ボリュームスナップショット、ファイルID、Oplock”といったその他の機能は引き続きサポートされる予定である。
ReFSの初期リリースはファイルサーバをターゲットにしているようだ。これは、Windows 8 Serverでのみ有効であり、ブータブルディスクをサポートしないことを意味している
めも、未検証