間違いだらけの備忘録

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ZFSのチェックサム

http://jp.sun.com/communities/0612/feature01.html

ファイルシステムの設計では、これまでずっと『bcopy()は使うな。そのデータには触れるな』ということが最優先事項だった。」
これは、パフォーマンスの点でコストがかかりすぎるからだ、とビルは説明する。
15年前は、データの引き渡しによって実際にパフォーマンスが損なわれていたので、当時としてはこれは正しい前提だったが、しかし、今やCPUの処理速度は15年前に比べて、メモリの10倍、ハードディスクの100倍にもなっている。つまり、データを渡してチェックサムを計算しようとするときは、CPUの全体ではなくほんの一部しか使われない。それなのに、誰もが些細なCPUの使用率を問題にしているのだ。

ZFSを用いれば、エンドツーエンドのデータ整合性は、もはやエンタープライズ向けのストレージシステムだけのものではなくなる、とジェフは言う。例えば、ノートPCに内蔵されている80GBのハードディスクのうち、1GBの領域が失われても、残りの79GBは完全にアクセス可能なままである。
(中略)
現在、ZFS以外のどのファイルシステムでもこの処理は実現されていない。

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