間違いだらけの備忘録

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内部統制報告制度に関する11の誤解

J-SOXの本丸からのQ&A
http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080311-1.html

前略
3.すべての業務に内部統制が必要か
誤解

  • どんなに小さな業務(プロセス)でも内部統制を整備・評価しなければならない。

実際

  • 全社的な内部統制が最重要であり、全社的な内部統制の評価結果を踏まえて、重要な虚偽記載につながるリスクを勘案し、業務(プロセス)を評価する範囲の絞り込みが可能。

(具体例)
○ 評価対象となる業務の絞り込み
売上等の3分の2に達するまでの事業拠点における3つの勘定科目(売上、売掛金、棚卸
資産)に係る業務に絞り込み。
○ 重要性の僅少な業務の除外
さらに、評価対象となった業務のうちに重要性の僅少(ケース・バイ・ケースではあるが、例
えば5%)なものがあれば除外可。


中略
8.非上場の取引先も内部統制の整備が必要か
誤解

  • 上場会社と取引すると、非上場会社でも、内部統制を整備・評価しなければならない。

実際

  • 上場会社と取引があることをもって、内部統制の整備等を求められることはない。

(具体例)
○ 取引先(委託業務の委託先を除く。)
上場会社の仕入先や得意先などの取引先(非上場会社)には、内部統制の整備・評価は
求めていない(これまでどおりの納品書、請求書等の作成等で可)。
○ 上場会社の業務の委託先
委託業務の委託先であっても、重要な業務(プロセス)となっていない場合には、評価の対
象とはならない。
後略

ほほー
めも

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