間違いだらけの備忘録

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10人を超えるあたりが「閉鎖性」から「儀礼的沈黙」へと問題がシフトする

http://web.archive.org/web/20050703022907/http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002189.html

一方で、送信先の数が10名を超えるあたりから、To/Cc欄に入れる入れないの判断が粗っぽくなり精度が落ちてきます。本来入っているべき人がうっかり抜けてたり、自分に関係ない話を読まされてウルサイと思う人が増えてきます。(メーリングリストでも、10名を超えると誰がメンバーだったかをすぐに思い出せなくなります。すると、以下に述べる同じ問題が起きます)

この10名を超えるあたりが「閉鎖性」から「儀礼的沈黙」へと問題がシフトする転換ポイントです。

そもそも、メールというのは押しつけがましいものです。受信側では「読んでいることを期待される」のがウザイし、送信側では逆に「「読んでいることを期待される」のがウザイ」と思う受信側の心理を先回りして、メールを送ること自体を止めてしまわないまでも、なるべく無駄なことは書くまい、という心理が働きます。

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(良い意味で)図太い人は多人数宛てのメーリングリストをためらわずガンガン使って自己主張できるのですが、普通の神経の人は、メールが送られてウルサイと思う相手が入っているメーリングリストには、なるべく無駄なメールを送らないようにしようと遠慮します。あるいは、おのずと必要最小限のことしか言わなくなります。これが「儀礼的沈黙」です。

素敵〜

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