間違いだらけの備忘録

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「リスクオフ」局面での円高が意味するもの

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49114

ついさっきまで、財政規律の緩み、過度の金融緩和(この場合は国債の大量購入によるマネタリーベースの拡大)が、円を暴落させかねない要因だとさかんに喧伝していたメディアが、手のひらを返したように、日本円が世界で最も安全な通貨の一つであるかのような表現を用いるのは不思議な現象だ。
(中略)
この検証結果から言えることは、リスクオフでの円高局面の解説で、メディアの報道等でよくいわれる「比較的リスクの低い安全資産である円が買われる動き」は必ずしも正しくないということだ。

すでに言及したように、これまでは「リスクオフ・モード」で、日本の金融政策がより消極的であったことが、円高をもたらした可能性が高い。
(中略)
このように、「リスクオフ」局面での円高は、同局面において日本の金融政策が機能しないことを投資家(特に海外投資家)が見透かしているために発生していると思われる。

素敵〜
http://www.toushin-1.jp/articles/-/3904?utm_source=excite&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedlink

日本人投資家にとっては、米国債等を持っていること自体が為替リスクですから、「穴の中でジッとしている」ためには、米国債を売り、対価として受け取ったドルを売って日本円に替えて穴の中に持ち帰ってくる必要があります。
(中略)
投資家たちが、上記のメカニズムを理解しているか否かは、関係ありません。多くの投資家が、「リスクオフになったら、他の投資家はドルを売るだろう。過去そうだったので、次回もそうするに違いない。それならば、他の投資家がドルを売るより一瞬でも早くドルを売ることにしよう」と考えているだけで充分なのです。
(中略)
日本が経常収支赤字になり、それが続いて対外純資産がマイナスになった時点で国債が暴落する

素敵過ぎる

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