http://d.hatena.ne.jp/kkbt2/20120731/1343748793
無料でなんらかのサービスを利用している場合、ユーザーは現物支給の従業員である。ユーザーとして好き勝手に振る舞えばいいというのが労働条件だから、事前に説明はない。あえていうなら利用規約がそれにあたる。なんだか楽しみながら労働できてしまうから気づかない。無料でラッキーと思っているが、実は労働である。自分で意識しているかどうかにかかわらず、なんらかの労働を行なっており、その対価にサービスを現物支給として利用している。
(中略)
胴元の立場から見た場合、ユーザーをどう働かせるのかということが大切になる。このときユーザーサポートというのは正しくなくて、従業員サポートと言うのが正しいだろう。サービスを伸ばすために大切なことは顧客満足ではなく、従業員満足だ。ユーザーへのベネフィットではなくユーザーのモチベーションを高める。ユーザーコミュニティではなく従業員相互の助け合い。ブランドを守れないユーザー(従業員)には去ってもらう。サービスに貢献した従業員にはボーナスを(たぶん現物支給で)提供する。そうだ、我々は従業員なのだから、従業員組合が必要かもしれない。
素敵〜