間違いだらけの備忘録

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アップルの猛禽文化と競争原理主義

http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2012/08/post-2642.php
http://apple.slashdot.jp/comments.pl?sid=580059&cid=2239376

普通の建設的な議論にも長けているが、一番うまいのは、責任のなすりつけ合いや手柄の取り合い。いかに相手の裏をかくか。どうやって自分の手柄というストーリーにするか。相手をねじ伏せてそのグループの仕事を取っちゃうとか。そういう政治的な議論。

 僕は「猛禽類」と呼んでいるが、彼らは力も強いし飛ぶのも速い。アイビーリーグの大学院を抜群の成績で出てきて、出世に敏感。必要とあれば昨日の「友」もばっさり切って違う人と組む。

 表面は皆ナイスなので最初はそれがよくわからず、人類みな兄弟というアプローチでいたら、手柄は取られ放題、責任もなすりつけられ放題。社内政治は日本でもあったがアップルに比べたら子供の遊び。周囲の人々をみな自分の出世の道具に使うまでに洗練されている人たちに会ったのは初めてだった。

 人間の種類が違うから気をつけなくちゃ、ということには数カ月で気づいたが、対抗策となるとヒントを掴むだけでも1年半〜2年かかった。自分なりの立場を築けたと感じるまでにはさらに2年かかった。

めも

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