http://cruel.org/other/matsuo/merchantsandsamurai.html
じゃあどんなときに身内主義が有効なのか? 実は簡単な話で、パイが広がる環境であれば、身内意識は強い結束と協力を生み出し、組織全体の成功に資する。そしてそれぞれの身内間の強いライバル意識を作りだして競争が起こり、社会全体としても発展をとげる。「身内」もレベルはいろいろだ。家族、親族、学校、会社、業界、職能、世代……そのいろんなレベルの「身内」の相互関係がダイナミズムをもたらす。ところが、パイが広がらないゼロサム状況では、身内意識からくる強い競争は足の引っ張り合いと保身に堕し、社会全体が内ゲバにエネルギーを無駄遣いすることになる。
正論
パイさえ広がればその中で身内主義だろうと商人道だろうと開放的個人主義だろうと、実はどうでもいいのかもしれない。
素敵〜