間違いだらけの備忘録

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スピリチュアルワールド見聞記

ISBN:9784903063225

読了

天使「(略)死後の霊魂とか霊界がないと確信できたら、あなたのタマシイは安心してあの世に旅立てるわけよね(略)」

天使「契約書。心残りがなくなったら私にタマシイをくださる、とかみたいな」
植木「あんた本当に天使なのかよ!」

素敵〜

以下ねたばれ




同じもの(正しい顔、ごちゃまぜの顔、正しい単語、ごちゃまぜの単語を見て)をみて、
ビリーバー(信じやすい人たち)の皆さんはごちゃまぜの顔、単語で、正しい顔や単語を見たと報告する割合が高く、
スケプティック(懐疑主義の人たち)の皆さんは正しい顔や単語でも、そうではないと報告する割合が高かった。

というのは特に興味深い

『たぶん、本当の問いとは「X(未知なる物)」についての十分な証拠があるか否かではない。そうではなく「X」の意味なのだ。』(ポール・カーツ)

『躯殻は本体である、精神は之れが働らき即ち作用である、躯殻が死すれば精魂は即時に滅ぶるのである、夫れは人類の為めに如何にも情け無き説ではないか、情けなくても真理ならば仕方がないではないか』(中江兆民

http://suimu-tei.jp/st100/st109.pdf
http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/nakae.html

死後生仮説の優位性

  1. 「死後の生命が存在しないこと」は永遠に実証できない
  2. 死後にも意識があった場合、否定論者は自分の誤りを知るが、死後に意識がない場合、肯定論者は自分の誤りを知ることはない

(飯田 史彦 生きがいの創造よりの引用)

素敵〜

表面的なテクニックで『働きがい』を向上させる以上に、もっと深い『生きがい』について考える必要があるのではないか?
(中略)
そのような事を考える中で、『人生で生じるあらゆるあらゆる現象に意味がある』とする仮定、すなわちスピリチュアルな仮定を導入する(略)
(同上)

『単に来世がある』じゃなくて、『来世がある方が人間ハッピー』という主張

かなり面白かった&考え方の整理になった。


著者(植木不等式)サイト
http://www.geocities.jp/futoshiki/spiritual.html
http://web.archive.org/web/20160408060925/http://www.geocities.jp/futoshiki/spiritual.html

本業は新聞社社員ですか....いろんな意味で興味深い。
まあ、ある意味ラノベだと思えば、面白ければ良し!

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