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ゼレンスキー
「私は支持率20%の大統領だ。多くの人に罵られている。これはこの国が自由な証拠だ。大統領を罵り逮捕されるような国にウクライナをしてはならない。支持率7割でもそんな国には住みたくない」
(ロシアが攻撃を開始した後の演説)
支持率20%というマイナスを、
自由の国というプラスに読み替える論法だ。
支持率7割にプラスになっても、
自由を失うマイナスは許せない、
という、
現状肯定の理屈である。この論法を使わなければ、
「現状OKです」しか言えない。だが、
現状のマイナスは実はプラスなのだ、
という「逆」を使ったレトリックであることに、
表現者ならば敏感になるべきだろう。
(略)
逆を使おう。
一番プラスと一番マイナスを使うのだ。
素晴らしい