http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200804/30/wimax.html
ちょっと古い話だが、めも
モバイルWiMAX(以降は単にWiMAXと書く)と次世代PHS、それにW-CDMAの後継となるLTE(Long Term Evolution)は、互いに非常に似通った技術だ。いずれも物理層に「OFDMA」(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)という無線伝送技術を使っている(モバイルWiMAXでは5つの物理層が規定されていてOFDMAはその1つに過ぎないが、事実上使われるのはOFDMAのみだろう)。
へえー
モバイルWiMAXと次世代PHSではサブキャリアの間隔やフレーム構造の違いがある。しかし、これらはいずれもソフトウェア的な問題だという。「今はソフトウェア無線の時代です。WiMAX対応チップを作っているメーカーはたくさんありますが、すべてハードウェア処理というチップでもなければ、次世代PHSでもWiMAXと同じチップが使えることが分かっています」(平澤氏)。
ほー
最大の違いは基地局の配置密度と、配置のやり方だ。
前出のウィルコムの平澤氏によれば、同社がモバイルWiMAXを選ばずに、あえて独自方式採用へと踏み切った背景には、都市部の高速データ通信の需要をモバイルWiMAXでは満たせないとした判断があるという。従来の携帯電話の基地局や、モバイルWiMAX、LTEなどでは隣り合う基地局の電波干渉を防ぐために、六角形状に基地局を整然と配置する必要がある。
一方、PHSや次世代PHSでは、基地局同士が互いに干渉を防いで適当な周波数を選択利用する「自律分散」の機能を持っているので、「基地局の配置構造を考えずに、好きなところにどんどん基地局を設置できる」(平澤氏)。例えば東京の過密部では半径500メートルの範囲に100本のアンテナが立っているような状態だ。UQコミュニケーションズの要海敏和氏(ネットワーク技術部 部長)によれば、現在同社が計画中のモバイルWiMAXサービスでは1つのセルの半径は都心部で750メートル程度になる見込みで、その差は明らかだ。モバイルWiMAXでは基地局1つで240Mbpsの帯域を実現するというが、これは半径750メートルの円内にいる端末でシェアするもので、そのままユーザー環境でのスループットとはならない。これはLTEでも同様
ほほー