http://okwave.jp/qa3986162.html
発音上若干の違いはあってもグローバルで考えた場合、訓令式のほうがヘボン式よりも日本語の音素に近い発音が期待できるものと思われます
ほー
ヘボンという式ローマ字は、幕末に日本に来たアメリカ人宣教師ヘップバーンが考案したものです。したがって非英語国民には非常に読みにくい表記法です。例えば町という言葉をヘボン式ではmachiと書きますね。この表記はフランス人ならマシと発音するでしょうし、ドイツ人はマヒと発音するでしょう。イタリア人ならマキでしょうか。
この点、訓令式でmatiと書けば、どこの国の人が読んでもマチという音にかなり近い音を出してくれるはずです。
ほほー
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/seminar/8semisi/hebon-kunrei.htm
ローマ字にはヘボン式と訓令式の2種類があるからです。しかもどちらを標準とすべきかについて、わが国官庁の間にさえ、意見の対立があるからです。すなわち、文部省は訓令式を妥当と考えていて、小学校では訓令式によりローマ字を教えています。これに対して、外務省の方ではヘボン式を妥当として、旅券申請その他でヘボン式の使用を事実上強制しています。もっとも、外務省も、訓令式が絶対に駄目、といっているわけではありません。有効な旅券を期間内に切り換える場合には、原則として戸籍謄本の提出を省略できるのですが、非ヘボン式表記希望者の場合には戸籍謄本の提出を省略できない、という少々裏口的、あるいはいびり的手段でヘボン式を強制しているのです。
社会の一般慣行としては、最近ではヘボン式が優勢であるように感じます。先日、ローマ字表記のある名刺を注文する際に、ちゃんと原稿は訓令式で書いてもっていったのに、勝手に名刺屋がヘボン式で作っていたので、印刷し直させる、という経験を持ちました。つまり、名刺屋が版下を作る際に、手が勝手にヘボン式に動いてしまうほどに、名刺ではヘボン式が普及している、ということのようです。
へー