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一寸前に読了
噂の真相という雑誌(?)自体は読んだことが無かったのだが、
某所で高評価だったので購入
「噂の真相」内でのスキャンダル的な報道はあまり共感を覚えなかったのだが...
Amazonの書評でも言われているが、実際阪神・淡路大震災の記述が一番読み応えがある。
焼け跡に呆然とたたずむ被災者に、どうしても声をかけられず、何時間も立ちつくした末、そのまま引き返した記者。
救出現場に一日中立ち会い。、遺体で運び出されたのを確認した後、デスクへの報告の電話で「助かると思っていたのに・・・。カメラを構えて待っている新聞記者ってなんですか。報道ってなんですか。僕ら何の役にも立たないんですよ・・・」と泣き崩れた記者。
炎を上げる民家にカメラを向け、シャッターを切るたびに、「堪忍や、堪忍して」と叫んでいたカメラマン
...強烈すぎる...