- 事業は利益の観点からは定義も説明も出来ない(中略)企業人の代わりに私欲のない天使が役員の椅子に座っても、利益については関心を持たざるをえない(略)いかなる事業においても、必要なことは経済活動に伴うリスクをカバーし、赤字に陥らないために必要な利益をあげることだから
- 企業の目的は顧客の創造である
- 事業の目的として利益を強調することは、事業の存続危うくするところまでマネジメントを誤らせる。
- 今日の利益のために明日を犠牲にする
- 研究開発、販売促進、設備投資をめまぐるしく変える
- そして何よりも資本収益率の足を引っ張る投資を避ける。そのため、設備は危険なほどに老朽化する。(略)最も稚拙なマネジメントを行うよう仕向けられる
- マネジメントとは事業上の多様なニーズと目標をバランスさせることである。(中略)判断の代わりに公式を使うことは、常に間違いである。
- 目標とは次の5つを可能とするものでなければならない
- なすべきことを明らかにする
- なすべきことをしたか否かを明らかにする
- いかになすべきかを明らかにする
- 諸々の意思決定の妥当性を明らかにする
- 活動の改善の方法を明らかにする
- 目標を設定すべき領域
- 「凡人をして非凡なことをなさしめる」ことが組織の目的である
とりあえず上巻だけめも